キャリアウーマン 2017.11.28

女性薬剤師の年収はぶっちゃけどれぐらい?年収とキャリアについて

他の職業と比べて、「高い給料がもらえる」というイメージのある薬剤師は、女性の方にも人気の高い職業となっています。医療系の専門職の中では、景気に左右されにくく安定した収入が得られるといわれる職業でもありますが、実際に女性薬剤師はどのくらいの年収を得ているのでしょうか? 今回は、女性薬剤のお給料事情と、キャリアアップについて考えてみたいと思います。
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女性薬剤師の年収

調剤薬局やドラックストアの女性薬剤師の一般的な平均年収は500万円程度だといわれており、管理薬剤師になれば年収600万円程度になるケースが多いようです。病院勤務の薬剤師の場合は400万円前後になるといわれています。
新卒の年収は380~420万円程度が相場で、新卒から働き続けて順調にキャリアアップをしていけば、年収1000万近くなる会社もあります。ただ、新卒時の就職には注意が必要です。「仕事が辛い」「給与が少ない」などの理由で退職する新卒の人が多いというのが現状です。就活をする際にはしっかりと自分の求める条件に合った会社を選ぶようにしましょう。
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女性薬剤師のキャリアアップ

女性薬剤師の場合、結婚や出産などで産休育休を取得し、ブランクができてしまうケースが多くあり、男性薬剤師と比べてキャリアアップしにくいという現実があります。そのため、結婚後も仕事と家庭を両立させたいという女性薬剤師は、それが実現できる会社を選ぶ必要があります。
現在は多くの会社が産休・育休後の職場復帰を積極的に支援しているので、そうした会社に就職・転職すれば、ブランク明けでも無理をすることなくスムーズに働くことができます。そうして一つの職場で長く働くことにより、管理薬剤師や店長などに昇進して、年収を上げていくことができます。
また、収入を上げるための選択肢の一つとして、薬局開業があります。経営が安定すれば年収1000万円以上になることもあります。一般的な薬剤師と違い、定年がありませんので、元気であれば生涯現役で働き続けることができるのも大きな魅力です。ただし、薬局運営が軌道に乗らなければ赤字になり、収入が激減したり、店舗が潰れてしまうリスクがあります。薬局開業を目指すのであれば、メリットとデメリットをよく理解し、しっかりと考えた上で挑戦する必要があります。
 
薬剤師という仕事は、他業種の一般的な会社員よりは給与が多くもらえる可能性は高いといえるかもしれません。ただ、女性薬剤師の場合は、結婚や子育てのことを考えると、産休後の働きやすさを優先して職場選びをすることが大事だと思います。自分一人で就職・転職を成功させるのはなかなか難しいので、薬剤師専門の転職サイトを活用して、薬剤師業界に精通するキャリアコンサルタントに相談することをオススメします。
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